こんにちは、晶(あき)です。
応用情報技術者試験に合格したのは、平成30年(2018年)のことです。
資格取得の体験談というと、
「ITエンジニアを目指していました」
「絶対に合格したかった」
という熱い話が多い印象があります。
私の場合は、少し違いました。
ITパスポートを「とりあえず受けてみよう」と思ったところから始まり、合格したら次、また合格したら次という流れで受験を続けてきました。
その結果、情報セキュリティマネジメント試験に合格し、応用情報技術者試験に合格。
その後は、情報処理安全確保支援士試験まで受験することになります。
今回は、プログラミング経験がほとんどなかった私が、約3か月の勉強で応用情報技術者試験に合格したときの勉強法を振り返ります。
※この記事は、私が受験した平成30年(2018年)当時の試験制度をもとに書いています。現在とは試験方式や名称などが異なるため、最新情報はIPA公式サイトをご確認ください。
基本情報ではなく、応用情報を選んだ理由
私は基本情報技術者試験を受けず、いきなり応用情報技術者試験を受験しました。
当時の基本情報技術者試験では、午後試験のプログラミング問題が必須でした。
プログラミング経験がなかった私は、
「ここに時間をかけるより、自分の得意分野を伸ばしたほうが合格に近いのでは?」
と考えました。
一方、当時の応用情報技術者試験は、午後問題で解答する分野を選択できました。
プログラミングを選ばず、経営戦略やマネジメント、監査などの文系寄りの分野を中心に受験できます。
基本情報を飛ばして応用情報を受けるのは、遠回りに見えるかもしれません。
それでも、試験の難易度だけでなく、自分との相性を考えて受験する試験を選ぶのも一つの戦略だと思い、応用情報技術者試験に挑戦することにしました。
学習期間は約3か月
学習期間は、全部で約3か月でした。
最初の約2か月は午前試験対策を中心に進め、午後問題は試験前の約1か月で集中的に取り組みました。
短期間で一気に詰め込んだというより、
「限られた時間を、どこに使えば一番合格に近づけるか」
を考えながら勉強していました。
全部を同じように勉強するのではなく、得点できそうな分野に時間を多く使う作戦です。
午後問題は文系科目に全振りした
午後対策で使用した参考書は、『応用情報技術者 午後問題の重点対策』です。
分厚い参考書で、持ち歩くにはなかなかの存在感がありました。
当時から情報セキュリティは必須だったため、それ以外は最初から文系寄りの分野を選ぶ方針にしました。
私が選んだのは、次の5分野です。
- 情報セキュリティ(必須)
- 経営戦略
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
一方、プログラミング問題は、参考書を開いた瞬間に、
「これは学習コストが高すぎる」
と判断しました。
ネットワークとデータベースにも一応目を通しましたが、本番で選択する前提では勉強していません。
保険として広く勉強するより、得点源をはっきり決めたほうが自分には合っていると思ったからです。
プログラミングを捨て、文系科目と情報セキュリティに全振りしました。
可処分時間はほとんど過去問に使った
私の勉強法は、とてもシンプルです。
とにかく過去問を繰り返し解きました。
当時、過去問道場で解いた記録は約12,000問、正解数は約8,700問です。
数字だけ見ると驚かれるかもしれませんが、12,000問すべてが初めて見る問題だったわけではありません。
同じ問題を何度も繰り返し解いています。
間違えた問題は、
「なぜ間違えたのか」
「次に出たときは正解できるか」
を確認しながら、少しずつ知識を定着させていきました。
勉強時間は記録していません。
「今日は何時間勉強したか」よりも、「今日は何問解いたか」を意識していました。
参考書をじっくり読むだけでは、なかなか頭に入らないタイプです。
まず問題を解き、分からなかったところを調べて、また問題を解く。
私には、この繰り返しが一番合っていました。
勉強を続けられた意外な理由
勉強を続けられた理由は、「絶対にITエンジニアになる」という大きな夢ではありませんでした。
一番大きかったのは、
受験料を無駄にしたくない。
という気持ちです。
落ちたら、受験料がお布施になってしまう。
そんなドケチ精神も、意外と強い原動力になりました。
立派な目標がなくても、勉強を続ける理由は何でもいいのだと思います。
私の場合は「払った受験料を無駄にしたくない」という、非常に現実的な理由でした。
合格発表の日は「受かってたんだ」
試験が終わったときは、「たぶん落ちたな」と思っていました。
あまり期待しても仕方がないので、とりあえず点数だけ見ようと思って結果を開きました。
すると、ギリギリで合格していました。
飛び上がるほど喜んだというより、
「受かってたんだ」
というのが率直な感想でした。
手応えがなくても、結果を見るまでは分からないものですね。
合格したから、その次も受けてみた
応用情報技術者試験に合格すると、高度試験の午前Ⅰ試験が一定期間免除になります。
せっかく免除期間があるなら、高度試験も受けてみよう。
そんな軽い気持ちで、次は情報処理安全確保支援士試験を受験しました。
最初から支援士試験まで見据えていたわけではありません。
「合格したから、次も受けてみるか」
その積み重ねで、ここまで来ました。
大きな目標を最初に掲げなくても、目の前の試験を一つずつ受けていけば、思っていたより遠くまで進めることがあります。
現在の試験制度は当時と異なります
この記事で紹介したのは、平成30年(2018年)当時の受験体験です。
2026年度の応用情報技術者試験はCBT方式で実施され、名称も「午前・午後」ではなく「科目A・科目B」となっています。
さらに、IPAからは2027年度から新しい試験制度へ移行する予定であることも発表されています。
私が実践した「文系寄りの分野に絞る」という考え方は参考になる部分もあると思いますが、試験方式や出題内容については、受験前に必ず最新情報を確認してください。
振り返って思うこと
資格取得の記事では、
「夢だった」
「人生が変わった」
「絶対に合格したかった」
というドラマチックな話をよく見かけます。
私の場合は、そこまで壮大な物語ではありません。
限られた可処分時間の中で、どこに時間を使えば一番合格に近づけるかを考え、その通りに勉強を続けただけです。
プログラミングを捨て、文系科目に絞り、ひたすら過去問を繰り返す。
万人におすすめできる勉強法ではないかもしれません。
それでも、プログラミング経験がほとんどなかった私には、この方法が合っていました。
資格試験では、苦手分野をすべて克服することだけが正解ではありません。
自分の得意な分野を見つけ、合格に必要な点数を取りにいくのも立派な戦略です。
これから応用情報技術者試験を受験する方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
読んでくれてありがとう。
また気が向いたら遊びに来てください。


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