資格取得が趣味でもいい。受験料を払って苦しむのに、また受けたくなる

参考書や受験票、合格証書を並べた「資格取得が趣味でもいい」記事のアイキャッチ 資格試験

資格試験の勉強は、しんどいです。

まず、受験料を払います。

参考書や問題集も買います。

そして、ただでさえ足りない日常の時間から勉強時間をひねり出します。

試験が近づいてくると、

「全然覚えられない」
「このままで間に合う?」
「あと何問取れれば合格なんだろう」

と、だんだん脳がオーバーヒートしてきます。

自分でお金を払って、自分で申し込んだだけなのに。

なぜ私はこんなに苦しんでいるんだろう。

資格試験の前になると、毎回そんなことを思います。

それでも私は、資格試験というものが結構好きです。

最近ふと、

資格試験って、かなりコスパのいい趣味なのでは?

と思うようになりました。

お金を払った瞬間、締切ができる

「いつか勉強しよう」と思っているだけなら、いくらでも先延ばしできます。

でも、試験に申し込んで受験料を払った瞬間、

○月○日に試験を受ける

という締切ができます。

しかも、そこには自分のお金が乗っています。

落ちたら、また受験料が必要。

そう思うと急に本気になります。

今日は疲れたからやめようかな。

もう少し寝たいな。

そんな日でも、

「いや、試験日来るぞ」

と参考書を開く。

趣味なのに、なかなか容赦がありません。

試験当日のひりつく感じが好き

そして迎える試験当日。

ここまで使った時間も、お金も、勉強した内容も全部持って試験会場へ行きます。

問題を開いて、

「これ、見たことある!」

となることもあれば、

「知らない。何これ」

となることもあります。

時間は減っていく。

一問の判断で合否が変わるかもしれない。

普段の生活では、なかなか味わわない緊張感です。

でも、この本気を出しているときのひりつく感じが、私は嫌いではありません。

むしろ、資格試験の面白さのひとつだと思っています。

終わった瞬間の解放感

そして試験が終わります。

会場から出た瞬間。

終わったーーーーー。

あの解放感はすごい。

直前まで頭の中を占領していた公式や用語や問題が、一気にどうでもよくなる。

帰ったら何を食べよう。

今日はもう勉強しなくていい。

試験前にはあれだけ苦しんでいたのに、この瞬間だけはものすごく自由です。

これも含めて、私は資格試験が好きなのかもしれません。

合格証書の封筒を開ける瞬間

そして、もうひとつ好きなのが合格したあとの証書です。

後日届いた封筒を手に取って、

「入ってるよね?」

と思いながら開ける。

中から自分の名前が入った合格証書や資格証が出てくる。

ただの紙といえば、ただの紙です。

でも、その一枚には、

勉強した時間も、
分からなくて苦しんだ時間も、
試験当日の緊張も、

全部詰まっています。

だから、あの封筒を開ける瞬間は何度経験しても少し高揚します。

最近は紙の証書ではなく、デジタルで発行される資格も増えてきました。

それはそれで便利なのですが、個人的には封筒を開けるあのイベントも結構好きです。

しかも、あとから「バフ」が発動することがある

ここまでなら、試験を受けて楽しむだけの趣味です。

でも資格試験には、もうひとつおまけがあります。

取った資格が、その後も残ることです。

取得したときには使わなかった資格が、何年も経ってから仕事探しで役立つかもしれない。

資格手当につながるかもしれない。

応募できる求人がひとつ増えるかもしれない。

直接その資格を使わなくても、

「この分野を一度体系的に勉強したことがある」

という知識が、別の勉強で役立つこともあります。

ゲームでいえば、昔取得したスキルが思わぬところで効いてくるようなもの。

私はこれを勝手に、

「資格バフ」

だと思っています。

発動するかどうかは分かりません。

いつ発動するかも分かりません。

でも、一度取得したものが未来の自分を少し助けてくれる可能性がある。

そう考えると、なかなか悪くありません。

「役に立つ資格」だけじゃなくてもいい

もちろん、資格なら何でも取ればいいとは思っていません。

受験料もかかるし、時間も必要です。

仕事によっては、資格より実務経験のほうがずっと重要なこともあります。

それでも、

「この資格、本当に役に立つかな?」

だけで決めなくてもいいのではないかと思っています。

知らない分野を勉強してみたい。

自分の実力を試してみたい。

合格というゴールに向かって本気になってみたい。

そんな理由で受ける資格があってもいい。

結果として仕事に使えたら、さらにラッキーです。

苦しいところまで含めて、趣味なのかもしれない

自分のお金を払って。

時間を捻出して。

脳をオーバーヒートさせながら勉強して。

試験当日は本気でひりついて。

終わったら、とんでもなく解放される。

そして合格すれば、証書を眺めてニヤニヤする。

さらに何年か後には、思わぬところで資格バフが発動するかもしれない。

こうして並べてみると、

資格試験って、かなりコスパのいい趣味なのではないでしょうか。

少なくとも私は、そう思っています。

そしてたぶんこれからも、

「これ、ちょっと面白そう」

と思う資格を見つけたら、また受験料を払ってしまうのでしょう。

試験前になったら、

「なんで申し込んだんだろう」

と苦しむところまでセットで。

それも含めて、資格試験という趣味を楽しんでいるのだと思います。

読んでくれてありがとう。また気が向いたら遊びに来てください。

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