何度も挫折した簿記3級に合格|15日・45時間で駆け抜けた40代未経験者の体験記

簿記3級を15日で合格した勉強法のアイキャッチ画像 資格試験

こんにちは、晶(あき)です。

先日、日商簿記3級に合格しました。

点数は83点。

私は40代のパート事務員で、経理の実務経験はありません。

今回の勉強期間は約15日、勉強時間は約45時間ほどでした。

こう書くと順調に合格したように見えるかもしれませんが、実際はそうではありません。

簿記の勉強は今回が初めてではなく、何度か挑戦しては途中で挫折していました。

本棚には途中まで使ったテキストが残っていて、その姿を見るたびに少し気が重くなる。

「いつかやらなきゃな」

そんなモヤモヤを抱えたまま過ごしていました。

だから今回は、合格そのものよりも「このモヤモヤに決着をつけたい」という気持ちの方が強かったかもしれません。

この記事では、40代・経理未経験の私が簿記3級に合格するまでの勉強法や使った教材、子育てとの両立、試験当日の様子まで、実体験をもとにまとめていきます。


私のスペック

まずは簡単なプロフィールです。

  • 40代
  • 私立文系卒
  • パート事務員
  • 経理実務経験なし
  • 子育て中
  • 勉強期間約15日
  • 勉強時間約45時間

決して勉強が得意なタイプではありません。

むしろ何度も簿記に挫折しています。

だからこそ、同じような境遇の方の参考になればうれしいです。

似たような入門資格のITパスポートも合格しています。

どの試験を受けるか悩まれている方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。

【ITパスポート独学合格体験記】子育て中の再就職への焦りから挑戦!私立文系でも1か月で合格できた勉強法
私はITパスポートを10年ほど前に取得しました。当時は子どもが生まれ、しばらく仕事から離れた生活を送っていました。毎日子育てに追われる一方で、ふとしたときに考えるのは将来のことでした。「このままで大丈夫なのかな」「また働きたいと思ったとき、…

結果と試験の感想

結果は83点で合格でした。

得点内訳は以下の通りです。

  • 第1問:42点
  • 第2問:満点
  • 第3問:21点

試験を受けた率直な感想は、

「過去問より素直だった」

ということです。

もちろん油断は禁物ですが、ひねった問題は少なく、過去問をしっかり解いていれば十分対応できる内容でした。

試験が終わった瞬間は安心感よりも、

「やっと終わった……」

という気持ちの方が大きかったです。


使用した教材と学習ツール

今回使った教材は主に2冊です。

  • 『スッキリわかる 日商簿記3級』(TAC出版・2024年度版)
  • 『合格するための本試験問題集 日商簿記3級 2025年SS対策』(TAC株式会社 簿記検定講座)

テキストが2024年度版なのは、以前勉強を始めたときに購入したものだからです。

途中で挫折してしまい、本棚でしばらく眠ることになりました。

今回再挑戦するにあたり、問題集だけ新しい年度版を購入しました。

ただし、古い教材を使う場合は注意が必要です。

簿記は試験範囲の改定が行われることがあるため、古い教材を利用する場合は最新の出題範囲と差異がないか必ず確認することをおすすめします。

また、スキマ時間の勉強には「パブロフ簿記」の仕訳アプリも活用しました。

添い寝前や待ち時間など、机に向かえない時間でも問題演習ができるため、とても助かりました。

疲れている日はレベル1だけ。

余裕がある日は苦手分野を重点的に。

その日の体調や状況に合わせて使えるのが良かったです。


本棚のテキストを見るたびに気が重かった

今回、一気に勉強を進めようと思った理由があります。

それは、本棚に置かれた簿記のテキストです。

見るたびに、

「また途中でやめてしまったな」

という気持ちになっていました。

誰に責められるわけでもありません。

でも、自分の中に小さな引っかかりが残り続けていました。

だから今回は、

「合格できるかどうか」

よりも、

「まず決着をつけよう」

という気持ちで走り切りました。

結果として合格できたことはもちろんうれしいですが、このモヤモヤから解放されたことも大きな収穫だったと思います。


勉強法は過去問中心だった

勉強法はとてもシンプルです。

過去問を中心に進めました。

最初はテキストを読み込もうとしたのですが、

「分かったつもり」

になっている感覚がありました。

ところが過去問を解き始めると、

「これ何?」

「意味が分からない」

という場面がたくさん出てきます。

そこでテキストに戻ると、不思議なくらい理解できるようになりました。

分からない状態で読むテキストは、最初に読むときより何倍も頭に入ります。

結果的に、

過去問→分からない部分だけ復習

という流れが一番効率的でした。


最初は精算表がまったく分からなかった

正直に言うと、最初の過去問はかなり苦しかったです。

特に精算表。

「何をやっているのか分からない」

という状態でした。

問題を見ても手が止まります。

ですが、何回か繰り返していると、

「あれ?」

「少し分かるかも」

という瞬間が出てきます。

簿記は知識がつながると急に見える景色が変わる科目です。

最初は理解できなくても、何度も触れていれば少しずつ形になっていきました。


第2問は捨てない方がいいと思った

簿記3級の勉強法を調べると、

「第2問は捨てて第1問と第3問に集中」

という意見を見かけます。

私はそうしませんでした。

結果として、第2問は満点でした。

もちろん運もあります。

ですが、第2問はパターン練習が非常に効果的な問題だと感じています。

有高帳も最初は苦手でした。

しかし半日ほど集中して練習したところ、一気に理解できました。

パターンが決まっているため、慣れると安定して点数が取れるようになります。

また、第2問を勉強している中で、

「しーくりくりしー」

の流れがようやく理解としてつながりました。

バラバラだった知識が一気に整理された感覚がありました。

個人的には、第2問は逃げる問題ではなく、得点源にできる問題だと思います。

詳しくはこちらの記事に書いています。よかったら読んでみてください。

簿記3級の第2問は捨てるな|満点取れた対策と有高帳のコツ
こんにちは、晶(あき)です。簿記3級勉強法で検索するといろんな方法が出てきますね。完全デジタルの人や、ガンガン手書きの人。解く順番も意見が割れますね。私は王道の第1問→第3問→第2問の順番でした。そして、一番よく聞くといっても過言ではないテ…

子育て中の勉強は細切れ時間との戦いだった

勉強内容より難しかったのは、時間の確保でした。

子どもが添い寝を求めるため、夜はそのまま寝てしまうこともあります。

朝はお弁当作りがあります。

まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありませんでした。

そこで考え方を変えました。

  • 1問だけ解く
  • 数ページだけ読む
  • アプリで仕訳を数問解く

というように、小さく区切る方法にしました。

また、

「今日はできなかった」

と落ち込むより、

「できるときにやる」

というスタイルに変えました。

この方が精神的にも続けやすかったです。


過去問は分割して解いていた

私は過去問を8回分解きました。

ただし、まとまった1時間を確保できることはほとんどありませんでした。

そのため、

  • 第1問
  • 第2問
  • 第3問

を分割して解いていました。

キッチンタイマーを使いながら区切って演習していたので、本番形式とは少し違います。

それでも問題演習量は確保できました。

子育て中は理想通りに勉強できないことも多いですが、自分の生活に合わせて調整することが大切だと感じました。


問題集を分解して持ち歩いた

最後の1週間は問題集を分解して持ち歩いていました。

肩に不調があり、重い本を持ち歩くのがつらかったからです。

最初は本を分解することに抵抗がありました。

しかし思い切ってやってみると、メリットの方が圧倒的に大きかったです。

必要なページだけ取り外し、

ルーズリーフ用のゲージパンチで穴を開け、

リングでまとめて薄い冊子のようにしていました。

これなら待ち時間にも気軽に勉強できます。

結果として勉強時間を確保しやすくなりました。

もし重い参考書の持ち運びに悩んでいる方がいたら、一つの方法としておすすめです。


CBT試験ならではの空気感

今回はCBT試験で受験しました。

会場は非常に静かで、他の試験を受けている方もたくさんいます。

そのため、普段より電卓を静かに操作するよう意識していました。

また、試験予約をしようとした際、

「全然空いていない」

と思ったのですが、調べてみると施行休止期間が設定されていました。

春休みなどは休止期間と重なることもあるため、受験を考えている方は早めの確認をおすすめします。


試験当日の過ごし方

当日は少し早めに会場近くへ到着しました。

ミスタードーナツで時間をつぶしながら気持ちを落ち着かせていました。

コーヒーを飲みたかったのですが、トイレが心配だったので我慢しました(笑)

こうした時間も、意外と大事だったように思います。

緊張しやすいタイプなので、本番前に落ち着く時間を確保できたのは良かったです。


第3問は崩れても合格できる

今回、第3問は21点でした。

途中で計算結果に違和感があり、

「あれ?」

と思ったのですが、時間の都合もあり最後まで修正しきれませんでした。

おそらくどこかで計算ミスをしていたのだと思います。

それでも合格できました。

だからといって第3問を軽視するわけではありませんが、

第3問が完璧でなくても十分合格は狙えます。

大切なのは、取れる問題を確実に取ることだと感じました。


まとめ

今回の合格を通して感じたことは3つあります。

  • 過去問中心の勉強は効果的だった
  • 第2問は捨てずに対策した方がいい
  • 完璧を目指すより継続する方が大切

そして何より、

何度も挫折した簿記の勉強にようやく決着をつけることができました。

本棚を見るたびに感じていたモヤモヤも、今ではありません。

もし今、

「途中でやめてしまった教材がある」

「また勉強を再開したい」

と思っている方がいたら、ぜひもう一度挑戦してみてください。

私も40代・未経験・子育て中という状況でしたが、それでも合格することができました。

特別な才能は必要ありません。

少しずつでも続ければ、ちゃんと前に進めます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

また気が向いたら遊びに来てください。
晶(あき)🌸

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